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海外の小規模自助グループにおける継承語としての日本語教育

研究課題

研究課題/領域番号 18K12435
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分02090:日本語教育関連
研究機関静岡理工科大学 (2019-2020)
静岡英和学院大学 (2018)

研究代表者

谷口 ジョイ  静岡理工科大学, 情報学部, 准教授 (80739201)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワード継承語 / 継承語教育 / 日本語教育 / 海外子女 / 日系コミュニティ / 多言語使用 / トランスランゲージング / 質的研究 / トランス・ランゲージング / バイリンガリズム / スクリプト / 海外子女教育 / 第2言語習得 / インフォーマル・ラーニング / ノンフォーマル・ラーニング / 子どもの日本語教育 / 継承語としての日本語教育 / バイリテラシー / 日本につながる子ども / 年少者日本語教育 / 継承語としての日本語 / バイリンガル教育
研究成果の概要

海外に居住する「日本にルーツをもつ子どもたち」が, 継承日本語を学ぶ場としては, 教育機関や家庭のほか, 保護者が運営する小規模なグループが挙げられるが, その実態についてはこれまで明らかにされていなかった. 本研究では, アラブ首長国連合, オーストラリア, 韓国における保護者主体の日本語学習コミュニティにおいて参与観察, 及び保護者に対するインタビューを実施し, こうしたグループでどのような教育活動が行われ, どういった運営上の課題に直面しているのかを明らかにした上で, 子どもたちの言語使用について, その主体性, 創造性について検討を加えた.

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究は, 海外在住の「日本につながる子ども」が, 継承語である日本語の育成を目指すコミュニティへの参加を通して, どのように日本語を習得するのかを調査したものである. 子どもたちの継承語教育に関しては, 日本人学校や補習校を対象とした調査が多く, 保護者主体のグループについては, その実態が不明であったが, 本調査により, グループにおける教育活動, 保護者が直面する課題, また子どもたちの多言語使用について明らかにすることができた.

報告書

(4件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (14件)

すべて 2021 2020 2019 2018

すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件、 オープンアクセス 3件) 学会発表 (10件) (うち国際学会 1件、 招待講演 3件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 近藤ブラウン妃美, 坂本光代, 西川朋美(編集)『親と子をつなぐ継承語教育―日本・外国にルーツを持つ子ども』2020

    • 著者名/発表者名
      谷口ジョイ
    • 雑誌名

      KLA Journal

      巻: 6 ページ: 13-16

    • 関連する報告書
      2020 実績報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [雑誌論文] 書評:近藤ブラウン 妃美, 坂本 光代, 西川 朋美(編集) 『親と子をつなぐ継承語教育 ―日本・外国にルーツを持つ子ども』 くろしお出版, 20192020

    • 著者名/発表者名
      谷口ジョイ
    • 雑誌名

      KLA Journal

      巻: 6 ページ: 13-16

    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [雑誌論文] 多言語環境にある子どものことばに対する質的研究の意義と課題2019

    • 著者名/発表者名
      谷口ジョイ
    • 雑誌名

      KLA Journal

      巻: 5 ページ: 14-24

    • DOI

      10.15083/00077102

    • NAID

      120006630050

    • ISSN
      2188-5877
    • URL

      https://repository.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/records/51984

    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書 2018 実施状況報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [学会発表] 海外の小規模自助グループにおける継承日本語教育 ―ドバイの事例に基づいて―2020

    • 著者名/発表者名
      谷口ジョイ
    • 学会等名
      異文化間研究学会 第41回大会
    • 関連する報告書
      2020 実績報告書
  • [学会発表] メルボルンの小規模自助グループにおける継承日本語教育2020

    • 著者名/発表者名
      谷口ジョイ
    • 学会等名
      第24回東京移民言語フォーラム
    • 関連する報告書
      2020 実績報告書
  • [学会発表] ドバイの小規模自助グループにおける継承日本語教育2020

    • 著者名/発表者名
      谷口ジョイ
    • 学会等名
      日本質的心理学会第17回全国大会
    • 関連する報告書
      2020 実績報告書
  • [学会発表] Biliteracy Retention in Japanese Returnee Children2020

    • 著者名/発表者名
      谷口ジョイ
    • 学会等名
      立教大学 異文化間コミュニケーション学部「バイリンガリズム研究」
    • 関連する報告書
      2020 実績報告書
    • 招待講演
  • [学会発表] 海外の小規模自助グループにおける継承日本語教育 ―ドバイの事例に基づいて―2020

    • 著者名/発表者名
      谷口ジョイ
    • 学会等名
      第41回 異文化間教育学会
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
  • [学会発表] メルボルンの小規模自助グループにおける継承語教育2020

    • 著者名/発表者名
      谷口ジョイ
    • 学会等名
      東京移民言語フォーラム
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
    • 招待講演
  • [学会発表] 海外に暮らす「日本につながる子ども」の言語を考える2019

    • 著者名/発表者名
      谷口ジョイ
    • 学会等名
      SIST研究交流会
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
    • 招待講演
  • [学会発表] A qualitative approach to young Japanese children’s biliteracy practice2019

    • 著者名/発表者名
      谷口ジョイ
    • 学会等名
      外国語教育メディア学会 メソドロジー研究部会
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
  • [学会発表] 多言語環境にある子どものことばに対する質的研究の意義と課題- 逸脱した事例の再評価 -2019

    • 著者名/発表者名
      谷口ジョイ
    • 学会等名
      第40回 異文化間教育学会
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
  • [学会発表] English Literacy Retention in Four Pairs of Japanese Returnee Sibling2018

    • 著者名/発表者名
      谷口ジョイ
    • 学会等名
      LINGUAPAX ASIA 第10回国際シンポジウム
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
    • 国際学会
  • [図書] Biliteracy in Young Japanese Siblings2021

    • 著者名/発表者名
      谷口 ジョイ
    • 総ページ数
      208
    • 出版者
      ひつじ書房
    • ISBN
      9784823410680
    • 関連する報告書
      2020 実績報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2022-01-27  

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