研究課題/領域番号 |
18K12441
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分02100:外国語教育関連
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
深井 陽介 東北大学, 高度教養教育・学生支援機構, 准教授 (60623410)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | フランス語 / キャリア形成 / 異文化コミュニケーション / 映像教育 / 反転型授業 / プロジェクトベースドラーニング / PBL / 異文化理解 / 映画製作 / スイス / 動画 / 短編映画 / 外国語 / 主体性 / コミュニケーション / 協調性 / グローバル / 外国語教育 / 映像・メディア / コミュニケーション能力 |
研究成果の概要 |
本研究では、外国語学習を通じて、社会に出てから必要な能力(主体性、協調性、独創性、読解力)などをどれだけ身につけることができるのかを考察した。具体的には、フランス語による映画製作プロジェクトチームを作り、脚本、撮影、編集から広報に至るまで、学生を中心としたチームが制作した。結果としてフィクションのシリーズものの作品を3本完成させ、スイス・ローザンヌ大学との共同による脚本も作成した。しかし、その後新型コロナウイルス感染拡大に伴い、計画を中断せざるを得なかった。全てを実行できなかったことは残念だが、学生のコミュニケーション力は飛躍的に向上し、大きな成果があったと言える。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
まず、外国語の学習が、単なる語学の修得やコミュニケーション能力の向上だけに留まらず、協働や主体性を身につけさせる上で非常に有効な手段であることが明らかになった。また、複数の外国語を学習することで、外国語同士の関係や日本語との関係性に気付くきっかけとなり、理解を深めるうえで相乗効果があることが分かった。最後に、スイスなどの外国の大学と共同でプロジェクトを進めることで、学習者が実際に外国人学生と積極的に議論するという貴重な機会を得て、彼らの異文化理解に繋がった。
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