研究課題/領域番号 |
18K12456
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分02100:外国語教育関連
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研究機関 | 江戸川大学 |
研究代表者 |
水野 邦太郎 江戸川大学, メディアコミュニケーション学部, 教授 (40320840)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2021年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | Graded Readers / 語彙習得 / 形式と意味のペアへの識高揚 / 言語意識化タスク / Book Review Corpus / 頭出しチャンク / GSL / 言語への気づき / Focus on Form / タスク / 言語への意識化 |
研究成果の概要 |
本研究は,GR の読書を「意味」だけに焦点化するのではなく,「気づき仮説 (Schmidt & Frota, 1986)」に基づいて,「形式」への「意識高揚」を図りながらGR の読書を実践するために「デイクテーション」のアプリを開発した。このアプリを通じてどのようなタスクを体験させることができたかを報告する。一方,GR の読書において学習者に「形式」に注意を向けさせる前に,まず学習者が「意味」だけに焦点化して読み始め,読書を継続するには,中学校で学習する高頻度「1000語」に関する言語知識にある程度「習熟」していることが前提条件として必要であることを述べた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で開発した「ディクテーション」のアプリは,ディクテーションというタスクを効果的に効率よく行うことができる。「〇秒前に戻る」「〇回リピートする」という機能を使い,聞きたい箇所を指定すると,その部分だけを自動でリピートして聞くことができる。学習者は「聴いて理解し書く」ことだけに専念することができる。一方,開発した「英検5級~3級のためのGR の読書サイト」には,英検5級~3級レベルのために書き下ろされた150の物語が蓄積されている。学習者は好きな物語を選び,True/False Questions を通して理解度を確かめ,互いに感想を交流できる。これらは広く日本の英語教育の現場で利用できる。
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