研究課題/領域番号 |
18K12467
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分02100:外国語教育関連
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研究機関 | 岡山大学 (2020-2022) 早稲田大学 (2018-2019) |
研究代表者 |
石井 友美 岡山大学, 教育推進機構, 講師 (60802072)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 中国語多読 / GR / 理解度 / 中国語GR制作 / 単語リスト / 文法リスト / 中国語GR / 多読 / 語彙 / 文法 / 多読活動 / 適切性 / 中国語段階別読み物 / 中国語初級学習者 / 中国語 / 段階別読み物 |
研究成果の概要 |
本研究は中国語の段階別読み物(GR)が初級学習者に適しているか探るものである。2018年度は初級学習者に既存のGR読んでもらい、理解度を測った。その結果、理解度は高くないということがわかった。2019年度は10か月の多読活動において既存のGRが初級学習者に適しているか考察を行った。具体的な方法は2019年4月から10か月、多読活動を行い、活動中と活動後のアンケートで学習者のGRに対する理解度を考察した。2020年度~2022年度は2018年、2019年の結果を踏まえて初級者に適したGRを制作した。制作した作品はhttps://tagengoch.jimdofree.com/で公開されている。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は既存の中国語段階別読み物(GR)が初級学習者に適していないということを理解度テストから明らかにし、さらにこのテストから初級学習者にとって難しい文法、語彙、表現は何かを明らかにした。これらの結果に基づき新たに多読活動において初級者に適したGRを制作した。現在はまだ4冊しかないが、本研究に基づきさらに多くのGRを制作することで中国語多読活動に適した教材を提供することが可能になる。多読活動は英語教育などで学習者の運用能力が向上したという報告が見られる。本研究で制作したGRも中国語多読で用いることにより学習者の運用能力向上が期待できると思われる。
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