研究課題/領域番号 |
18K12475
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分02100:外国語教育関連
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研究機関 | 中京大学 (2021-2022) 立命館大学 (2018-2020) |
研究代表者 |
横山 友里 中京大学, グローバル教育センター, 外国語嘱託講師 (80778944)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | スペイン語 / 学習意欲 / タスクを基盤とした指導法 / 第3言語 / タスクを重視した指導法 / 第三言語 / スペイン語教育 / 言語教育 |
研究成果の概要 |
英語の国際的地位、内発的動機づけや社会政治的要因はスペイン語の動機付けを低下させるがスペイン語の統合的動機付けを育む経験が社会政治的要因などを超えて内発的動機づけとIdeal L2 Selfを生み出す可能性が示唆された。よってスペイン語教育ではコミュニケーションの成功体験が鍵となり、その機会を生み出す指導法が重要になるが、学習者はスペイン語を話すことに対して恥ずかしさやアイデンティティの問題からくる抵抗感を持つことが多い。これらの軽減のためには、ストラテジー教育やその他の事前教育が有効である。それらを通じて学習者は相互交流を円滑に進める能力を身につけ、スペイン語習得も促進されると考えられる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
スペイン語学習時と英語学習時における学習者の情意面の違いが明らかになり、これらの特性を理解することで、より効果的な教授法の開発や、授業展開、また学習が可能となることを示した。また、本研究ではこの点を踏まえて、日本におけるスペイン語の具体的な指導法の提示とその注意点を明らかにした。これにより、学習者のモチベーションを高め、継続的な学習を促進することで、スペイン語能力の向上を実現することが期待できる。本研究の成果は、学術的には外国語教育の理論に新たな視点を提供し、社会的には日本でのスペイン語教育の質の向上に寄与するものといえる。
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