研究課題/領域番号 |
18K12478
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分02100:外国語教育関連
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研究機関 | 近畿大学 |
研究代表者 |
小島 大輝 近畿大学, 文芸学部, 准教授 (20712178)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2020年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 韓国語 / 書き言葉 / 依頼メール / 依頼メール文 / メール文 / 語彙 |
研究成果の概要 |
本研究では韓国語教育に携わる教師や学習者を念頭においた韓国語教育のための基礎的資料の提供を目的に韓国語母語話者及び韓国語学習者が作成した,タスク別の韓国語依頼メール文をデータとする電子資料を作成した.資料を分析した結果,韓国語の依頼メールには,日本のものよりも特定の意味公式を使用する頻度が高いことが示された.また,語彙を分析したところ,タスクを達成するために使用される傾向のある単語とその共起ネットワーク等が明らかになった.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
韓国語学習者は年々増加している傾向にあり,それに伴って教材も増えつつあるが,書く能力を育成するための教材が不足している.本研究では,韓国語母語話者と韓国語学習者からそれぞれ,依頼メール文の作成データを収集し,タスク達成に必要な表現や語彙,文法,ストラテジー等を明確化するとともに,メールライティングの過程で生じる学習者の誤用やレベル別習得過程を示すことができる.また,データを整備し公開することで研究利用のほかにも,将来的に教育的利用,さらには学習者が自学習用として広く利用することも可能となり,今後の韓国語教育にきわめて有用となることが見込まれる.
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