研究課題/領域番号 |
18K12520
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分03030:アジア史およびアフリカ史関連
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研究機関 | 横浜国立大学 |
研究代表者 |
辻 大和 横浜国立大学, 大学院都市イノベーション研究院, 准教授 (50632303)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2021年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 韓国 / 朝鮮 / 貿易 / 朝貢 / 互市 / 嗜好品 / 人参 / 清朝 / 銀 / 人蔘 / 東アジア / 朝鮮王朝 / 国境 / 地理書 |
研究成果の概要 |
18世紀朝鮮の対中国貿易の変化の内実はどのようなものであったのかという関心のもと、研究を進めた。その結果清が朝鮮に対して強く輸出を制限した物品があったこと、一方で朝鮮は燕行使貿易を進めて、開市貿易は官貿易にとどめ、さらに中国商人の流入を止めたり、海路開拓は進めなかったりなどの策を行ったこと、17世紀以降、次第に朝鮮社会内部で人蔘需要が確実にできていたことを明らかにし、研究成果を公表した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は18世紀の東アジア研究に対して、国際貿易に関する朝鮮政府の対応状況の詳細な情報を提供する。日本社会では江戸時代および朝鮮に関する関心が高まっているが、同時代の朝鮮に関する日本語の研究は少数であった。本研究は歴史学的分析の事例を社会に提供し、韓国朝鮮理解の一助となるものである。
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