研究課題/領域番号 |
18K12527
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分03030:アジア史およびアフリカ史関連
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研究機関 | 明治大学 |
研究代表者 |
会田 大輔 明治大学, 研究・知財戦略機構(駿河台), 研究推進員 (70551844)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 正史 / 歴史像 / 北周 / 梁 / 北魏 / 南北朝 / 帝王略論 / 六官制 / 梁武帝 / 隋唐 / 歴史の創造 / 石刻史料 |
研究成果の概要 |
南北朝隋唐時代は遊牧民と漢人が対立から融合に至った時代である。その過程で多くの歴史書が編纂されてきた。このうち王朝主導で編纂された正史は、王朝の正統化・理想化や同時代批判などの理由で歴史の一部の忘却や創造がなされることがある。本研究では、そのうち北周の六官制・梁の武帝像などの忘却と創造過程を解明した。また研究成果を反映した概説書『南北朝時代―五胡十六国から隋の統一まで』(中公新書)も刊行した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、従来指摘されてこなかった北周の官制・梁の武帝の歴史像・北魏の君主号などについて、正史の作為に基づく歴史の忘却と創造過程を解明した。このことは従来の南北朝時代像の一部を塗り替えることにつながる。また、研究を社会還元するために、研究成果を反映した概説書『南北朝時代―五胡十六国から隋の統一まで』を刊行した。
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