研究課題/領域番号 |
18K12582
|
研究種目 |
若手研究
|
配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分04020:人文地理学関連
|
研究機関 | 香川大学 |
研究代表者 |
高橋 昂輝 香川大学, 経済学部, 准教授 (40806345)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
|
配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
|
キーワード | 選挙地理学 / 移民地区 / ジェントリフィケーション / 近隣変容 / エスニシティ / 場所アイデンティティ / トロント市 / カナダ / 市議会議員選挙 / ストリートフェスティバル / 場所 / 政治と空間 / エスニック票 / 同胞票 / 選挙 / 都市 / 移民 / エスニック集団 / トロント |
研究成果の概要 |
本研究の目的は,カナダ・トロント市のポルトガル系地区を対象とし,市議会議員選挙に焦点を当てることにより,ジェントリフィケーションが移民地区に与える影響を明らかにすることであった。2020年春以降,パンデミックの発生により,研究計画の変更を余儀なくされたが,最終的には,世界トップジャーナルの一つである”Environment and Planning C: Politics Space”に,本研究の成果を発表することができた。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は,国勢調査データの地図化,現地調査による聞き取り・資料収集などの手法により,移民地区の変容過程とエスニックコミュニティへの影響に選挙政治の側面からアプローチした。ジェントリフィケーションは現代都市社会地理学の鍵概念であり,20世紀末以降,多くの研究が発表されてきた。また,移民地区を対象とした研究,および選挙地理学研究も認められる。しかし,ジェントリフィケーション,移民地区,選挙地理学をそれぞれ結びつけた研究は,管見の限り,認められない。本研究は,社会地理学,政治地理学,都市研究,北米地域研究などの分野に新たな視角を提供し,世界のアカデミアに貢献するものである。
|