研究課題/領域番号 |
18K12586
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分04020:人文地理学関連
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研究機関 | 愛知大学 |
研究代表者 |
飯塚 公藤 (飯塚 隆藤) 愛知大学, 地域政策学部, 准教授 (10516397)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2020年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 水陸交通 / 歴史GIS / 地理学 / 近代 / 東海地方 / 木曽三川 / 豊川 / 天竜川 / 矢作川 |
研究成果の概要 |
本研究は、科研費(研究活動スタート支援)で取り組んだ「淀川流域」と「利根川流域」と同様の手法を用いて、東海地方の中でも主要な5流域(木曽三川・天竜川・豊川・矢作川・富士川)を調査対象とした。5流域における水陸交通に関する歴史GISデータベースを構築し、時空間分析をするために、資料収集や現地調査を実施した。これまでの研究成果として、博士論文で取り組んだ「淀川流域」を中心に、科研費(研究活動スタート支援)と本研究(若手研究)で取り組んだ「利根川流域」「木曽三川流域」の成果を含めて、単著『近代河川舟運のGIS分析-淀川流域を中心に-』(古今書院,2020年)を刊行した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では東海地方の5流域(木曽三川・天竜川・豊川・矢作川・富士川)を対象に、水陸交通に関する歴史GISデータベースを構築し、時空間分析をするために、資料収集や現地調査を実施した。従来の研究では、1つの河川やいくつかの船着場の集落を対象とした検討が多く、流域という視点で捉えたものは少ない。また、流域全体を見ることで、水陸交通の地域的変化や地域差を明らかにすることができる。こうした研究成果を歴史GISデータベースとして構築することで、他の研究者も利用でき、データ自体を後世に残すことも可能である。さらには、他の地域との比較検討も容易となり、地域の独自性や地域資源の発掘にも利用することもできる。
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