研究課題/領域番号 |
18K12740
|
研究種目 |
若手研究
|
配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分07010:理論経済学関連
|
研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
澤 亮治 筑波大学, システム情報系, 教授 (70644566)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
|
配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
キーワード | 確率安定性分析 / 長期的な均衡の導出 / 限定合理性 / 社会選択理論 / 協力ゲーム / ナッシュ交渉ゲーム / 限定合理 / 提携ゲーム / 社会選択問題 / 社会制度 / 進化ゲーム理論 |
研究成果の概要 |
本プロジェクトの目標の一つは、完全合理性の仮定を緩和した限定合理的な人々により構成される社会で実現される長期的な均衡を明らかにすることである。この成果については、岡田章氏との共著論文をSocial Science Research Network (SSRN)にて社会へ発信することができた。また、社会を適切な均衡へ導くメカニズムの研究については、途中成果となる論文をGames and Economic BehaviorおよびJournal of Economic Behavior and Organization の国際ジャーナルに公刊した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
主要な成果である進化ゲーム手法を用いた社会選択問題の長期均衡については分析結果をDiscussion Paperとして社会へ発信を行った。また、社会を適切な均衡へ導くメカニズムについて、解明の途中成果をGames and Economic Behavior、およびJournal of Economic Behavior and Organizationなどの国際ジャーナルにて公刊した。これら成果は、人々が完全に合理的ではない場合に長期的に到達する均衡を様々な状況において理論的に示している。今後の継続研究や進化ゲームの社会応用への可能性を広げることが出来た。
|