研究課題/領域番号 |
18K12829
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分07070:経済史関連
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研究機関 | 近畿大学 |
研究代表者 |
日野 真紀子 近畿大学, 経営学部, 准教授 (60735314)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | イタリア / 繊維 / 戦後 / 株式会社 / 産業集積 / 交通 / ファシスト / 特許 / 日本 / 比較 / 人絹 / 技術 / 経営 / 染色 / ファッション / 経済 / 第二次世界大戦 / EEC |
研究実績の概要 |
本年度はイタリアの資料調査で得られた株式会社に関する資料を用いてデータの整理を主に行った。株式会社に関する資料を用いることで、1930年代から1950年代の繊維製造企業の製造カテゴリー別、資本金の規模別に整理を続けている。経営史の国際会議では第二次世界大戦後の繊維工業の種別毎の分析を行い、マーシャルプランによる資金が繊維工業のどのような分野で研究開発が進められたかを検討し報告を行った。また、途中経過ではあるが、糸・布・衣の循環史研究会 ワークショップにて繊維製造株式会社のデータを用いて検討をおこない、研究の報告を行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
感染症に引き続き戦争の影響と物価高からヨーロッパへの渡航が非常に困難になっていることから、現在まで得られた資料の整理とそこから得られるイタリア繊維工業の動向に関して観察を継続している。同時に発明に関する資料と合わせて分析する予定であったが、発明に関する資料の収集に時間がかかる予定である。
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今後の研究の推進方策 |
渡航することでしか得られない資料があるため、状況が変化次第、積極的に資料収集を行う予定である。発明に関する資料を企業情報と同時に分析する予定であったが、渡航ができていない状況で発明に関する資料が不足している。しかし、株式会社のデータが予想以上に膨大であることから、方針を変更して繊維企業に関して整理ができ次第、役員派遣について金融業との関連について先に分析を進めようと考えている。
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