研究課題/領域番号 |
18K12832
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分07080:経営学関連
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研究機関 | 同志社大学 (2019-2021) 東北大学 (2018) |
研究代表者 |
章 胤杰 同志社大学, 人文科学研究所, 嘱託研究員 (90815549)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2020年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 産業論 / 流通論 / 小売国際化 / コンビニエンスストア / ビジネスモデル / 多国籍企業論 / 国際経営 |
研究実績の概要 |
本研究の目的は、中国における日系コンビニエンスストアの事業展開に関する複数事例研究を通して、現地適応の実際を明らかにすると同時に、コンビニエンスストアの国際展開におけるビジネスモデルの変容の条件とあり方を検討することである。以下では、2021年度の実施状況および実績を報告する。 (1)文献資料の収集と分析:2021年度も産業論や流通論を中心に理論および実証研究のサーベイを行い、小売業界やコンビニ各社関するデータと資料を収集した。 (2)現地調査の実施:今年度では2回の現地調査を実施した。1回目は2021年7月11-12日の上海市での調査、2回目は2022年1月22-24日の山東省と北京市での調査であった。担当者へのヒアリングや店舗視察等を通して、上海市、山東省、北京市における日系コンビニの店舗展開、プライベートブランド(PB)商品開発、およびサプライチェーン構築などの情報を収集することができた。 (3)研究成果の発表等:これまでの研究成果をまとめる一環として、「群雄割拠の中国コンビニ業界の勝ち残り戦略」佐藤寛・アジアコンビニ研究会編『コンビニからアジアを覗く』(日本評論社)などを執筆した。また、2022年3月27日開催の東アジア日本学研究国際シンポジウムにおいて、「中国における日系コンビニエンスストアの事業システム」というテーマで報告し、実態調査の結果を踏まえたうえで論理的な考察を行った。
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