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技術認識のマネジメント:企業・市場・政府の相互作用

研究課題

研究課題/領域番号 18K12843
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分07080:経営学関連
研究機関名古屋市立大学

研究代表者

大神 正道  名古屋市立大学, 大学院経済学研究科, 講師 (90581603)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
キーワード技術マネジメント / 技術進化 / 技術認識 / 板ガラス成形技術 / フロート法 / 事例研究 / 板ガラス
研究成果の概要

本研究の主な成果は、現在の支配的な板ガラス成形技術であるフロート法の進化の歴史を振り返り、特許出願動向のデータなどから、技術ライセンスのあり方が当該技術に関する認識を統合(平準化)し、その契約期間が終わりを迎える頃には、各社の技術認識(とりわけ技術的限界に関する認識)に従って、(技術的な知見に大きな差がないはずにもかかわらず)異なる進化が見られる可能性を指摘したことにある。

研究成果の学術的意義や社会的意義

現在、日本における多くの産業では成熟化が進んでいる。それに伴い日本企業が得意とする分野や技術も新しいものとはみなされなくなった。技術マネジメント研究では、新技術側が旧技術に対してどのように勝利するかという視点で語られることが多いが、旧技術側(多くの日本製造企業が分類される)がうまく立ち回って競争力を維持していることも少なくない。本研究の意義は、当該技術に対する認識の差が、(成熟化後の)さらなる成長に影響する可能性を示唆したことにあるだろう。

報告書

(3件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2020

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] 技術認識が技術進化に与える影響:板ガラス成形技術の事例2020

    • 著者名/発表者名
      大神正道
    • 雑誌名

      名古屋市立大学経済学会 ディスカッション・ペーパー

      巻: -

    • 関連する報告書
      2019 実績報告書

URL: 

公開日: 2018-04-23   更新日: 2021-02-19  

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