研究課題/領域番号 |
18K12851
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分07080:経営学関連
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研究機関 | 東京経済大学 |
研究代表者 |
小山 健太 東京経済大学, コミュニケーション学部, 准教授 (50645025)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 異文化マネジメント / ダイバーシティマネジメント / 高度外国人材 / 組織社会化 / インクルージョン / リーダーシップ |
研究成果の概要 |
本研究では、日本企業における日本人上司と外国籍社員(異文化社員)との異文化摩擦に着目し、「異文化」「リーダーシップ」「組織社会化」の各研究で「盲点」となっていた部分に光を当てることで、新たな理論・概念の構築を目指して、質的および量的研究に取り組んだ。その結果、日本人上司と外国籍社員の相互学習プロセスが外国籍社員の組織社会化に与える影響を理論化することができ、日本人上司の学習プロセスを越境学習論で捉える新しい視点を提示することがき、さらに日本人上司のインクルーシブ・リーダーシップの有効性を検証することができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義は、これまで十分に検討されてこなかった「異文化摩擦からの学習」「異文化社員から学習するリーダーシップ」という視点に着目し、異文化社員との相互学習プロセスを理論モデルとして提示でき、さらにインクルーシブ・リーダーシップの有効性を検証できたことにある。 また、本研究の社会的意義は、日本企業の社員構成がグローバル化している現在、組織内異文化摩擦は避けられない現象であり、異文化摩擦を学習に転換できる組織が勝ち残っていくと考えられるなか、実践的に応用可能な研究成果を生み出せたことにある。
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