研究課題/領域番号 |
18K12864
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分07080:経営学関連
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研究機関 | 香川大学 (2019-2022) 同志社大学 (2018) |
研究代表者 |
塩谷 剛 香川大学, 経済学部, 准教授 (80711100)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
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キーワード | 探索 / 活用 / 両利きの経営 / 両利きの経営者(マネジャー) / 両利きのマネジャー / 知の探索 / 知の深化 |
研究成果の概要 |
本研究では探索と活用を両立する両利きの経営を実践する経営者(マネジャー)の特性を明らかにすることを目的とし、研究開発を志向する中小企業の経営者、大企業のミドルマネジャー等を対象とした実証分析を実施した。分析の結果、経営者(マネジャー)が保有する社会関係資本や自己効力感が彼らの両利き性を構成する探索活動を促進することが明らかとなった。 加えて、両利きの経営の文献整理を行い、1970年代から現在に至るまでの両利きの経営研究の歴史、両利きの概念の類型、両利きの経営の測定方法やその問題点、今後の研究の展望についてまとめられたレビュー論文を出版した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
先行研究では、意思決定権限、部門横断的な組織経験、組織内での人的なつながり、勤続年数等が個人の両利き性に影響を与えることが示されている。しかしながら、心理的資本、社会関係資本といったマネジャーが持つ資本が彼らの両利き性に与える影響については十分に検証されてこなかった。これに対して、本研究は経営者(マネジャー)が保有する社会関係資本や自己効力感が彼らの両利き性を構成する探索活動を促進することを明らかにしており、一定の貢献があると考えられる。
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