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管理職のワーク・ライフ・バランスを規定する要因についての研究

研究課題

研究課題/領域番号 18K12871
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分07080:経営学関連
研究機関九州大学 (2019-2022)
流通科学大学 (2018)

研究代表者

岸野 早希  九州大学, 経済学研究院, 講師 (00802406)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
キーワードワーク・ライフ・バランス / 管理職 / 働き方改革 / 質的研究 / イクボス
研究成果の概要

本研究の目的は管理職層のワーク・ライフ・バランス(WLB)の実現を規定する要因を明らかにすることである。企業におけるWLBの実現において管理職が重要な役割を担うことが指摘されているが、これまでのWLB研究ではその役割を担う管理職自身のWLBに着目した研究はこれまでほとんどなされていなかった。 そこで文献やインタビュー、アンケートを通じた調査から、管理職のWLBを規定する要因を検討した。その結果、「仕事生活に関わる要因」「仕事以外の生活に関わる要因」「両立のための対処行動」という3つのカテゴリーについて計23個の潜在的な要因を明らかにした。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究では管理職層のワーク・ライフ・バランス(WLB)の実現を規定する要因を文献、インタビューおよびアンケート調査を通じて明らかにした。本研究の学術的意義は、企業組織において従業員のWLBの実現を考える際には、管理職層と非管理職層ではWLBの実現に影響する要因が異なることを踏まえて議論を行わなければならないことを示した点である。また、社会的意義ついては、文献調査より管理職のWLBの実現も考慮することの重要性を示した点である。部下と上司の仕事と生活の関係に対する知覚は互いの仕事生活領域の知覚に影響を与えあう関係性にあるため、部下のWLBを実現するには上司のWLBも実現することが重要である。

報告書

(6件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (11件)

すべて 2023 2022 2021 2020 2019 2018

すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 2件) 学会発表 (5件) (うち国際学会 2件)

  • [雑誌論文] 1on1ミーティングの現状と課題に関する一考察 -国内大手メーカーA社の事例研究2023

    • 著者名/発表者名
      岸野 早希、平野 光俊
    • 雑誌名

      キャリア・カウンセリング研究

      巻: 24 号: 2 ページ: 33-46

    • DOI

      10.34512/careercounseling.24.2_33

    • ISSN
      2436-4088
    • 年月日
      2023-03-31
    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
    • 査読あり
  • [雑誌論文] 管理職のワーク・ライフ・バランスに関わる要因の探索的研究2023

    • 著者名/発表者名
      岸野早希
    • 雑誌名

      経済学研究

      巻: 89 ページ: 83-91

    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
  • [雑誌論文] ワーク・ライフ・バランスが従業員の組織的公正に及ぼす影響 -質問紙調査を通じた探索的分析2023

    • 著者名/発表者名
      余合淳、岸野早希
    • 雑誌名

      南山経営研究

      巻: 37 ページ: 393-407

    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
  • [雑誌論文] ワーク・ライフ・バランスが従業員の組織行動に及ぼす影響 ―2時点データを使った探索的分析―2021

    • 著者名/発表者名
      余合淳・岸野早希
    • 雑誌名

      名古屋市立大学経済学会ディスカッションペーパー

      巻: 663 ページ: 1-13

    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書
  • [雑誌論文] 上司の家族支援的行動と オーセンティック・リーダーシップの関係2019

    • 著者名/発表者名
      岸野早希, 松下将章, 市村陽亮, 大矢隆紀, 鈴木竜太
    • 雑誌名

      国民経済雑誌

      巻: 220 ページ: 15-36

    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
    • オープンアクセス
  • [雑誌論文] 中小企業におけるワーク・ライフ・バランス推進に関する一考察2019

    • 著者名/発表者名
      岸野早希
    • 雑誌名

      流通科学大学論集:流通・経営編

      巻: 31 ページ: 43-53

    • NAID

      120006558540

    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
    • オープンアクセス
  • [学会発表] 管理職のワーク・ライフ・バランスに関する研究:ワーク・ライフ・バランスに関わる要因の探索的検討2022

    • 著者名/発表者名
      岸野早希
    • 学会等名
      経営行動科学学会
    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
  • [学会発表] 働き方改革の推進に伴う育成における上司と部下の関わり方の変容に関する研究2020

    • 著者名/発表者名
      岸野早希・平野光俊
    • 学会等名
      日本労務学会第50回全国大会
    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書
  • [学会発表] A Study of Work Life Balance in Japan2020

    • 著者名/発表者名
      Saki Kishino
    • 学会等名
      ICBEIT2020(国際学会)
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
    • 国際学会
  • [学会発表] A Study on Managers' Work Life Balance in Japanese Company2019

    • 著者名/発表者名
      Saki Kishino
    • 学会等名
      ICBEIT2019
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
    • 国際学会
  • [学会発表] 管理職のワーク・ライフ・バランス実現要因に関する研究2018

    • 著者名/発表者名
      岸野早希
    • 学会等名
      日本労務学会第48回全国大会
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2024-01-30  

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