研究課題/領域番号 |
18K12872
|
研究種目 |
若手研究
|
配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分07080:経営学関連
|
研究機関 | 近畿大学 |
研究代表者 |
上西 聡子 (ホームズ聡子) 近畿大学, 経営学部, 准教授 (70632842)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
|
配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2021年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
|
キーワード | 価値評価 / 制度ロジック / 制度派組織論 / プラグマティズム / コンヴァンシオン理論 / 真価 / 価値体系 / valuation |
研究成果の概要 |
本研究では、評価や価値評価に関する研究を手掛かりに、多様な価値が混在する異業種間の戦略的提携において、いかに多元的な価値が組織化されるのかを捉えた。研究期間中に生じた社会的な変化や出産等の予定外の状況により、研究の遅延が発生したが、シンポジウムでの報告を1件(2018年10月)、単著論文を1本(2021年11月)、共著論文を1本(2024年3月掲載許可)を発刊した。論文については両成果ともに英語で執筆し、共著論文については国際ジャーナルに掲載される。シンポジウムも国際シンポジウムであった。このように、日本の製造業における価値のあり方に注目し、その研究成果を国際的に発信することを心がけた。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究を通じて得た学術的意義や社会的意義は、価値評価というアジェンダに新しい組織研究の研究視点を導入したことにある。これまでわが国で価値評価といえば、不動産や金融など、そのモノの価値を測り、いかにそれを増大させるのかということが検討対象となっていた。だが、国際的な研究を見れば、価値評価とはもっと広い分野の研究を意味して、あくでもわが国でいう価値評価はその一部にしか過ぎなかった。そのため、どういった視点が不足しており、どういった視点が国際的には論じられているのかを検討し、わが国の研究にも反映することを目指し、一定の成果をあげることができたと考える。
|