研究課題/領域番号 |
18K12884
|
研究種目 |
若手研究
|
配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分07090:商学関連
|
研究機関 | 流通科学大学 |
研究代表者 |
羽藤 雅彦 流通科学大学, 商学部, 准教授 (50756640)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
キーワード | ブランド・コミュニティ / ブランド / ブランド・リレーションシップ / 消費者行動 / マーケティング / セグメンテーション / セグメント |
研究成果の概要 |
本研究は、ブランド・コミュニティに参加する数多くのメンバーをいかに分類すべきかについて検討したものである。コミュニティに参加するメンバーは、当該ブランドを好んでいるという点を除けば多様性に富んでいる。本研究では、彼/彼女らがコミュニティで維持している2つの関係性、メンバー同士の関係性とブランドとの関係性に着目しながら分類を試みた。具体的には、コミュニティとの同一化とブランドとの同一化という変数を用いて分析を行い、メンバーを4つに分類可能であることを発見した。さらに、いくつかの指標から各グループの特徴を検討し、メンバーがコミュニティに参加するなかでどのように変化していくかも考察している。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ブランド・コミュニティのメンバーを分類する基準はこれまでにもいくつか提案されてきた。しかし、それらは客観的な妥当性が低いものが多かった。それに対し本研究では、ブランド研究やブランド・コミュニティ研究で注目されてきた概念を取り上げ、定量的な手法を用いて客観性を高めながらメンバーの分類を行った。 本研究の分類基準を採用することで、企業は自社が管理するブランド・コミュニティをより効率的かつ効果的に管理することが期待できる。
|