研究課題/領域番号 |
18K12887
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分07090:商学関連
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研究機関 | 名城大学 |
研究代表者 |
中川 宏道 名城大学, 経営学部, 准教授 (80614081)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | ロイヤルティ・プログラム / ポイントカード / セールス・プロモーション / 販売促進 / 値引き |
研究成果の概要 |
ロイヤルティ・プログラムの効果について、小売業の購買履歴データを用いて検証をおこなった。その結果、商品レベルにおいては、特に低価格においては値引きよりも売上向上の効果が確認された。高価格においては値引きとポイントの差は確認されなかった。店舗レベルにおいては、価格販促デーよりもポイントデーの方が高い売上効果が確認された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
現在、多くの小売業者やサービス業者がポイント制度(ロイヤルティ・プログラム)を導入している。経済合理性の観点からは、消費者にとって値引きの方がポイントよりも有利であることは明らかであるにもかかわらず、特に低価格時において値引きよりもポイントの方が得と感じる傾向が確認されている。 そこで本研究では小売業の購買履歴データを用いて、実際に売上効果の検証を商品レベルと店舗レベルでおこなった。やはり低価格時において、値引きよりもポイントの方が販促効果が高いことが明らかになった。
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