研究課題/領域番号 |
18K12888
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分07100:会計学関連
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研究機関 | 小樽商科大学 |
研究代表者 |
市原 啓善 小樽商科大学, 商学部, 准教授 (60732443)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 財務会計 / 利益調整 / 利益の質 / 配当政策 / 実証分析 |
研究成果の概要 |
本研究は、配当政策と報告利益管理の関係について、我が国企業の財務データおよび株価データを用いて検証したものである。本研究では、株主還元における減配時に焦点をあて、経営者が報告利益を通して市場にシグナルを送っているのか、あるいは、財務の柔軟性の低下を嫌い、投資家が抱く復配への期待を遅らせるために、利益減少型の報告利益管理を行っているのかについて解明するものとなる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
企業の配当政策は、毎期、多額の現金が投じられ、多くの利害関係者の関心を集める重要な財務意思決定であり、企業価値に大きな影響を及ぼす。しかし企業の財務政策・投資決定が、企業経営者の会計行動に及ぼす影響について、配当政策の観点から検証した研究は世界的にいまだ限られた状況あり、財務会計分野だけでなく、ファイナンス分野、経営財務分野等にも広く貢献することが期待されるものとなる。
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