研究課題/領域番号 |
18K12917
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分08010:社会学関連
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研究機関 | 早稲田大学 (2019) 東北大学 (2018) |
研究代表者 |
金 一珠 早稲田大学, 国際学術院(アジア太平洋研究科), 講師(任期付) (80803056)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 結婚移民女性 / 労働市場参加 / 経済的市民権 / Marriage immigrants / Labor participation / Economic citizenship / Marriage migration / Gender / Work / Local labor market / Political participation |
研究成果の概要 |
このプロジェクトでは、韓国におけるフィリピン人結婚移民女性の労働市場への参加とその社会政治的影響を調査しました。 研究参加者の労働経験を追跡することにより、女性が不安定な労働の閉回路内に閉じ込められていることを明らかにしました。 さらに、不安定労働の経験は、女性の実質的な市民権へのアクセス、特に市民的参加活動への参加能力を妨げます。 しかし、労働市場における女性の特定の地位は、彼女たちが韓国社会への貢献を強調し、経済市民権の主張を可能にする根拠もなりました。このプロジェクトは、結婚の移住に関する文献や、経済市民権に関する幅広い学術的議論に貢献していると思います。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
日本、シンガポール、台湾、韓国などのアジア諸国での20年以上にわたる国境を越えた結婚の移住は、これらの国での結婚移民女性の存在の増加をもたらしました。 これらの女性の活発な労働市場への参加にもかかわらず、家庭内の再生産労働を超えた彼らの労働生活についてはほとんど知られていません。 本研究は韓国の都市部と農村部におけるフィリピン人結婚移民女性の地地域働市場の統合とその社会政治的影響を調査します。
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