研究課題/領域番号 |
18K12923
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分08010:社会学関連
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研究機関 | 東京農工大学 |
研究代表者 |
聶 海松 東京農工大学, (連合)農学研究科(研究院), 講師 (10626716)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2021年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 中国 / 高齢者 / 介護 / 医養結合 / 都市部と農村部 / 長期介護保険制度 / 日本 / 高齢者施設 / 新型コロナウイルス / 高齢化対策 / 生活満足度 / 高齢者介護サービス / 長期介護医療保険制度 / 持続可能な養老システム / 医養結合政策 / 「医養結合(医療と養老の連携)」政策 / 医養結合(医療と養老の連携) / 日中 |
研究成果の概要 |
中国では、未曾有の規模で急速な高齢化が進んでいるが、国の高齢者政策はようやく始動したところであり、空巣高齢者(子供が巣立った後,高齢者だけが残された状態)の増加など、高齢者の養老や介護に関する問題が深刻となっている。日本においても、少子高齢化への対応は喫緊の課題であり、互いの影響が絶大である両国でのリアルタイムな実証調査は社会科学的に重要な意味を持つ。本研究では、日中における医療と養老を連携した高齢者介護サービスの需要実態と課題を明らかにした。さらに政策動向の適合性を検証することにより、日本の経験を参考として中国の国情に適合する高齢者支援のための社会サービス体系の在り方の提言した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
中国では、高齢者介護サービス体系がまだ構築中であり、日本の経験がどこまで中国に参考できるかを念頭に置きながら、日中における量的・質的社会学的調査を実施した点に学術的な特色・独創性がある。また実証調査・研究は、リアルタイムな情報として、社会科学的に重要な意味を持つ。同時に、日本の高齢化の先行的経験がアジア論として中国にどこまで参考となるかという点について検証した点に価値がある。さらに、本研究の研究成果は日本の高齢産業が中国市場に投資するにあたっての有力な基礎情報となる。
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