研究課題/領域番号 |
18K12936
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分08010:社会学関連
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研究機関 | 和歌山県立医科大学 (2020-2023) 大阪市立大学 (2018-2019) |
研究代表者 |
佐々木 洋子 和歌山県立医科大学, 医学部, 講師 (70647833)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2020年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 医療化 / 発達障害 / ADHD / dilemma of difference / 理解 |
研究成果の概要 |
本研究では、発達障害の「(本質的)理解」の必要性について言及されることに着目し、日本における発達障害の「理解」の変遷を明らかにすることで、それらが発達障害児・者の支援における議論とどのように関連しているかを明らかにすることを試みた。そのため、文献資料を用いて関連諸領域における発達障害の「理解」の内実の検討を行った。まず、発達障害についてどのような説明がなされているかを検討した。さらに、具体的な支援の文脈において、それらの「理解」がどのように支援内容と結びついているかを検討した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、発達障害支援の文脈において用いられる、発達障害の「本質的理解」とは何かを明らかにしようとするものである。発達障害については、当事者・支援者を問わず、支援に関する情報発信が豊富に行われている。当事者・関係者にとってよりよい支援の実現には、管轄の違いを越えて専門領域の連携が不可欠であるが、その支援のあり方を基礎付けている「理解」「本質的理解」の内実を明らかにすることで、学術的意義のみならず実践的意義を持ちうると考える。
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