研究課題/領域番号 |
18K12968
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分08020:社会福祉学関連
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研究機関 | 高知県立大学 |
研究代表者 |
加藤 由衣 高知県立大学, 社会福祉学部, 講師 (30611991)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | ソーシャルワーク / 省察的実践 / 省察 / eスキャナー / クリティカル / 省察ツール / ソーシャルワーカー / 省察的実践支援ツール / ジェネラルソーシャルワーク / 社会福祉士養成新カリキュラム / エコシステム構想 / アセスメント指標 / スクールソーシャルワーク / ソーシャルワークの構成要素 / 行為のなかの省察 / 行為についての省察 / 実践知 |
研究成果の概要 |
本研究は、省察的実践の理論に基づくソーシャルワーク実践方法論の構築を目指して研究を進めた。そのために、まず省察的実践の価値・知識・方策・方法の側面から、省察的実践の特徴を検討しまとめた。次にその特徴をふまえて、省察的実践に関する文献を用いた分析を行い、省察的実践を特徴づける29のカテゴリーから省察的実践の構成指標を生成した。そして、構成指標をもとにコンピュータシステムを活用した省察ツールの開発を進め、eスキャナー(省察的実践モデル)を提示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
省察的実践については、構成要素が不明確なことや実践への具現化の困難さなどが、これまで課題として言及されてきた。このように曖昧さが指摘されてきた省察的実践について、理論的特性を明確化したことに、本研究成果の学術的意義がある。また、eスキャナー(省察的実践モデル)の開発によって、ソーシャルワーカーが省察的実践家としての現状や課題を可視化しながら認識・発見することを支援し、省察的実践家としての成長を促進できる点で社会的意義があると考えている。
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