研究課題/領域番号 |
18K12978
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分08020:社会福祉学関連
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研究機関 | 武蔵野大学 |
研究代表者 |
木下 大生 武蔵野大学, 人間科学部, 教授 (20559140)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 知的障害 / 認知症 / 支援 / ケア / 支援課題 / ダウン症 / 地域生活 / 在宅 / ダウン症者 / 知的障害者 |
研究成果の概要 |
知的障害者は一般の人と比べて、早期に高い割合で認知症になることが、海外の先行研究より明らかにされている。そこで、支援者等から事例を集約し、支援のモデルを構築することを目的としていた。しかし今回は、Covid‐19の影響もあり、障害者支援施設や地域の支援者にヒアリングが困難であり、計画通り研究を進めることが難しかった。そのような状況下においてできたことは、支援に携わる施設職員等から、支援にあたり不明なこと、知りたいこと、また支援において工夫したこと等の意見を集約した。その内容を踏まえ、研修案を組み立て、研修を行い、フィードバックをもらうことで支援者に必要な情報を精査した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
知的障害者の寿命が伸長しており、それにより認知症になる人が増加してきている。しかし、その具体的な対応方法はまだ未確立である。その中で、支援に携わる施設職員等から、支援にあたり不明なこと、知りたいこと、また支援において工夫したこと等の意見を集約した。その内容を踏まえ、研修案を組み立て、研修を行い、フィードバックをもらうことで支援者に必要な情報を精査した。この内容は、現在、障害者支援施設や地域において認知症症状がある知的障害者支援の基礎となり、知的障害で認知症症状がある人たちがこれまで以上に安心した生活の提供に資する一助を担うことができるという意味で、社会的意義があると考える。
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