研究課題/領域番号 |
18K12992
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分08020:社会福祉学関連
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
大村 美保 (中谷美保) 筑波大学, 人間系, 助教 (60641991)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 知的障害者 / 高齢 / 施策システム / 支援ニーズ / 支援 / 特別養護老人ホーム / 障害者 / 高齢者 / アウトリーチ / 高齢障害者 / 横断的な支援ニーズ / 総合的支援 / 健康 / 横断的 / 総合化 / 障害・高齢 / 施策システムの横断 |
研究成果の概要 |
本研究は、障害と高齢の両分野で横断的な支援ニーズ及び支援実態に関する実態調査を行い、地域における総合的な支援提供の構築のあり方を探るものである。特別養護老人ホームにおける高齢知的障害者の利用実態と支援ニーズに関する調査、知的障害者の加齢に伴うケアのあり方の検討のため海外のライフストーリーワーク実践に関する文献検討、通所系サービス事業所における知的障害者の健康診断に関する研究を実施した。高齢期になり家族による支援が喪失することが想定される知的障害者に対して、若年期からの保健及び生活の情報の蓄積と伝達の重要性が示された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的・社会的意義として、今後の知的障害者のケア及び政策のための基礎的な知見を提供する点にある。国民生活の向上に伴い人々の寿命が延び、知的障害者の寿命もまた着実に伸びている。高齢期を迎える知的障害者は珍しくない一方で、高齢期を迎えることを想定した生活支援は従来行われていなかった。高齢期を迎えた障害者は障害施策システムから高齢施策システムへと移行を求められる。本研究は、このシステム間移行において、知的障害者の若年期からの保健及び生活の情報の蓄積と伝達の重要性を指摘した。
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