研究課題/領域番号 |
18K12999
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分08020:社会福祉学関連
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研究機関 | 高知県立大学 |
研究代表者 |
福間 隆康 高知県立大学, 社会福祉学部, 准教授 (30410509)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2021年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 職場定着 / 組織適応 / 離職 / 組織社会化 / 就労支援 / 精神障がい者 / 特例子会社 / 一般企業 / 職務特性 / 職務満足 / 離職意思 / 役割の曖昧さ / 役割荷重 / 自己効力感 / ソーシャルサポート / 組織コミットメント / 役割ストレス / 人的資源管理 |
研究成果の概要 |
本研究は、企業に入社した精神障がい者が組織社会化(個人が組織と仕事に馴染んでいく過程)されるプロセスを分析することによって、職場定着と離職を分ける要因を明らかにすることを目的としている。 理論的検討、質的調査および量的調査結果の分析の結果、精神障がい者の組織適応タイプには、3つの型が存在すること、組織に上手く適応している者とそうでない者の間には、プロアクティブ行動(個人が自分自身や環境に影響を及ぼすような先見的な行動)、職務特性(仕事の複雑さ)、ソーシャルサポート(他者から与えられるさまざまな物質的、心理的援助)について数多くの相違が存在していることが明らかにされた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の成果の学術的意義は、組織社会化戦術と組織適応状態の関係に焦点を当ててきたこれまでの研究に対して、精神障がいのある従業員(中途採用者)の組織社会化の結果を定量的に明らかにした点である。 社会的意義は、多様な適応タイプに応じて、組織側が適応施策を講じることで、精神障がい者の組織適応を促進することが可能になった点である。
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