研究課題/領域番号 |
18K13009
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分08020:社会福祉学関連
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研究機関 | 湘南医療大学 |
研究代表者 |
鈴木 雄介 湘南医療大学, 保健医療学部リハビリテーション学科作業療法学専攻, 教授 (00784232)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 高次脳機能障害 / 社会的行動障害 / 外傷性脳損傷 / 家族支援 / 家族介護者 / 精神的健康 / 社会的行動傷害 / 家族会 |
研究成果の概要 |
本邦最大規模の高次脳機能障害者家族会の代表者12名に対し,外傷性脳損傷患者の社会的行動障害への対応方法に関するインタビュー調査を行った。得られたインタビューデータから,社会的行動障害への対応方法に関する内容のみを一まとまりとし,「意味の類似性による分類と命名」の作業による質的分析を行った。1.対応の基本は向き合い過ぎずに向き合う,2.社会的行動障害に対する正しい知識の獲得,3.当事者のやりたい・やるべきことの開発,4.家族会に参加して情報や体験を共有する,5.当事者の家族以外とのかかわりを増やす,6.家族や支援者で役割分担しつつ指示は一方向に情報は一本化する,という6つの概念が得られた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
インタビュー内容は,あくまでも著者とインタビュー対象者との関係性の中で発言されたものであり,かつ解析に関しても著者個人による「意味の類似性による分類と命名」の作業による質的分析をしている。そのため,決して一般化できる結果や解釈ではないことを自認している。ただ,数量化された結果には見られない,対象者の「生の声」は支援者にとって一考に値する内容であると考える。
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