研究課題/領域番号 |
18K13015
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分08020:社会福祉学関連
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研究機関 | 吉備国際大学 |
研究代表者 |
黒宮 亜希子 吉備国際大学, 社会科学部, 准教授 (50435038)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2020年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 地域福祉 / 生活支援サービス / 中山間・離島地域 / 過疎地域 / 地理情報システム(GIS) / 可視化 / 地域アセスメント / 中山間地域 / 生活支援 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、人口減少・過疎化が急速に進む、中山間・離島地域における地域包括ケアシステム、その基盤となる「生活支援サービス」に関して、国や自治体により公表されたビッグデータ・オープンデータ、ならびに現地での社会調査を通じて取得したデータを基に、地理情報システム(以下、GIS)を用いて可視化することである。 主な研究成果として、過疎地域のそれぞれが有する生活支援サービス情報をGIS上で可視化することで、「生活支援コーディネーター」など、地域を基盤とした社会福祉実践を担う専門職のための「地域アセスメント」に援用可能な一つの手法を提案することが出来た。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
地域包括ケアシステム推進のためには、地域ニーズにあわせた生活支援サービスの整備、さらにはその基礎となる研究が必要不可欠な段階にある。特に民間事業者が希少である中山間・離島地域にあっては、活用できる社会資源の整備とともに、現在地域のどこに自発的な集いの場があり、どこで自主的に住民が介護予防活動を行っているか、といった社会資源に関する相対的な情報抽出と整理が課題となっている。地理情報システム(GIS)を用いた社会資源の可視化に関する本研究の成果は、地域を基盤とした社会福祉実践、特に地域アセスメントの手法に新たな示唆を与えるものと考える。
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