研究課題/領域番号 |
18K13018
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分08020:社会福祉学関連
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研究機関 | 徳山大学 (2020) 尚絅大学短期大学部 (2018-2019) |
研究代表者 |
竹下 徹 徳山大学, 福祉情報学部, 准教授 (90610006)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2020年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | アクセシビリティ / 保育所 / 保護者支援 / 子育て支援 / ソーシャルワーク / 相談支援 / 保育士 / 相談アクセス / 保護者 / 相談システム / 阻害要因 / 促進要因 / 保育 / 保護者に対する支援 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、保護者が保育所の保護者支援にアクセスする際、阻害要因とその構造を突き止め、保育所の保護者支援が有効に機能する相談支援システムを提案することである。 保育所の保護者支援が有効に機能する相談支援システムとして、「子どもを媒介とした日常のコミュニケーションを通じ構築する保護者と保育者の関係性」「保護者が気遣いしない相談体制づくり」「不測事態下での相談機会の確保」という保護者の相談アクセスを高める3つの条件をそのシステムに組み入れることが重要となる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究成果である保護者の相談アクセスが高まり、保育所の保護者支援が有効に機能する相談支援システムの提案によって、児童虐待のハイリスク要因とされている保護者の育児負担の軽減に寄与することができ、その結果、児童虐待の発生予防につなげられる可能性がある。 また、この研究成果は保育現場における円滑な保護者支援の方法論の一助となるものであり、保育者の保護者支援に係る負担感の軽減、さらにはこの負担感が原因で保育現場を離職しようとする保育者が一定数確認されることから、保育者の離職予防に寄与する可能性がある。
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