研究課題/領域番号 |
18K13023
|
研究種目 |
若手研究
|
配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分08030:家政学および生活科学関連
|
研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
山口 勇将 日本大学, 生物資源科学部, 助教 (40804068)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
|
配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2021年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
|
キーワード | ポリフェノール / 電解酸化 / 食品化学 / 酸化 / 電解反応 / 成分間反応 / 電気化学 / 電極酸化 |
研究成果の概要 |
食品成分が調理や保存、生体内の消化吸収を経て生じる化合物にはヒトの健康増進に有用な機能をもつものが見出されている。本研究では、酸化によって生ずる有用成分の効率的かつ安全に供給するシステムの構築を目指した。ポリフェノールの酸化カップリング反応をモデルとし抗痛風効果のある物質の電解酸化による合成を試みた。その結果、従来の化学試薬や酵素による酸化反応よりも高純度かつ高収率で安全に目的物質を得ることができた。また、本手法は類似の構造を持つ物質の合成にも応用できることがわかった。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
天然に存在するポリフェノールおよびその酸化カップリング物は多様な活性をもち、機能性食品成分としてだけではなく、医薬等としての利用も期待される。本研究では高純度かつ高収率で安全に、様々な酸化カップリング物を得ることができるため、機能性食品成分や医薬品の供給および探索に貢献できる。また、機能性食品に含まれる活性成分の同定にも有用である。
|