研究課題/領域番号 |
18K13028
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分08030:家政学および生活科学関連
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研究機関 | 中村学園大学短期大学部 |
研究代表者 |
長光 博史 中村学園大学短期大学部, 食物栄養学科, 准教授 (20333271)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 変形性関節症 / 軟骨 / MMP-13 / ADAMTS-5 |
研究成果の概要 |
変形性関節症(OA:osteoarthritis)は、関節軟骨の変性・消失を特徴とする疾患である。特に膝関節でのOAは高齢者において発症者数が多く、QOLの低下や医療費の増加を招くため治療法の開発が望まれる。関節破壊の直接の原因とされる、タンパク質分解酵素の1つであるMMP-13, アグリカンの分解酵素のADAMTS-5は、治療の上で重要な標的である。本研究ではこれらのタンパク質の発現を制御する、食品成分の探索を効率的に行うためのツールとして、ルシフェラーゼ活性を指標とした解析を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ルシフェラーゼ活性を指標としたことで、多検体でも迅速に測定することが可能になることが期待される。また、実験動物でのOA進行度の評価として、関節痛の疼痛閾値測定と、左右の体重バランス変化は、解剖することなく経時的にかつ安価に測定できるメリットがある。今回測定した食品成分は限られたが、ルシフェラーゼ活性で効果の見込まれた成分が発見されれば、動物での試験と併せて効率的に評価できると考えられる。
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