研究課題/領域番号 |
18K13038
|
研究種目 |
若手研究
|
配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分08030:家政学および生活科学関連
|
研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
山岸 輝樹 日本大学, 生産工学部, 准教授 (50736155)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
|
研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
|
配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2020年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
|
キーワード | 高齢者生活 / ライフエリア / 地域施設 / 住宅地 / 生活基盤 |
研究実績の概要 |
生活者の居住する地域における生活の広がりと利用施設・サービスの内容を調査するために計画していたヒアリング調査が新型コロナウィルス流行の影響を受け計画見直しの必要があったため、アンケート調査へと切り替え実施するよう計画を進めていたが、最終的に実施にまで至らず計画が遅れている。高齢者に対してWEBアンケートを行うことの難しさを勘案し、調査対象を中年期と高齢期の比較だけではなく、子育て期の世代、子育て後の世代をふくめ複数の世代を比較する形にすることとし、世代ごとのライフスタイルの違いと居住地の生活資源との関係性を考察できるようにアンケート調査内容の調整を進めた。 日常的な地域生活環境を生活・時間・空間の3側面から整理しライフスタイルとの対応から居住性能を評価する方法については、内容の精査を進めデータの計測を進めている。具体的には世代間のライフスタイルの違いと居住地の性能の関係を評価するために、高齢期と比較を行うため他の世代についてのモデルを作成し近接性の計測を進めている。ケーススタディとして子育て期についてのライフスタイルモデルを検討し、それを用いた居住性能評価を千葉市全区を対象に小地域ごとの評価を行い、見える化を行なった。地域資源として想定される地域施設やサービスに関する情報の収集は、調査対象世代の拡大に合わせ内容を再評価し、電子地図情報・住宅地図・インターネットの情報から追加をおこなっている。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
研究者の都合であるが,新型コロナウィルス流行に伴う学務の増大が続き本研究に対するエフォートの確保が困難な状況が続いたため研究に遅延が生じている。地域施設利用状況および地域での生活評価に関する調査、高齢者を対象とした生活変化・縮小の仕方やその理由に関する調査をヒアリング・アンケート調査として実施の予定であったものをWEBアンケート調査に計画を変更したが、最終的に年内での調査の実施に至らず研究が停滞した。
|
今後の研究の推進方策 |
ヒアリング調査・アンケート調査として実施する予定であった調査をWEBアンケート調査として実施する。中年期から高齢期にかけての生活変化・縮小に関するヒアリング調査は,実際の加齢による生活変化を調査するのではなく異なる世代の調査対象に対してアンケート調査を行い、生活の違いが確認できるよう実施する。地域に立地する施設を地域資源として評価し、世代別に地域生活評価と施設利用状況によって類型化を行なった後,住宅地の状況や施設アクセスビリティといった地域特性との関係について世代間での比較を行う。
|