研究課題/領域番号 |
18K13039
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分08030:家政学および生活科学関連
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研究機関 | 嵯峨美術大学 |
研究代表者 |
上田 香 嵯峨美術大学, 芸術学部, 准教授 (50510583)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 丹後ちりめん / 織物 / 技術的変遷 / 絹織物 / 復元 / 伝統工芸 / 染織 / 丹後縮緬 / 分析 / 伝統染織工芸 / 歴史的変遷 / 光学分析 / 着物 / 絹 / 丹後 / 縮緬 |
研究成果の概要 |
本研究では主に(1)から(7)までの項目について研究を行なった。 (1)江戸後期から明治初期の縮緬生地調査1-京都工芸繊維大学工芸資料館所蔵の古裂帖-、(2)江戸後期から明治初期の縮緬生地調査2-江戸後期の御所解と明治前期の襦袢用の薄手縮緬-、(3)江戸時代の古い丹後縮緬の復元研究1-繭、生糸-、(4) 江戸時代の古い丹後縮緬の復元研究2-強撚糸-、(5)江戸時代の古い丹後縮緬の復元研究3-現在使用されている設備を用いて復元を行う意味と限界-、(6)Textiles Summer Schoolにおける海外ネットワーク構築、(7)日本式ジャカード織機研究への発展。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
「丹後縮緬の復元」を歴史的観点と技術的観点の双方から研究を行うことにより、学術的にも新規観点からの研究を行うことが出来た。例えば、新規生地を開発するための強撚糸の研究などはこれに当たる。また、研究対象地域との学術連携のみならず、産学連携などの事案も研究での繋がりの中から生まれ、現在も継続している。2017年度よりスタートしたTextiles Summer Schoolでは、「丹後縮緬」を知ってもらうだけでなく、多くの海外研究者との繋がりも出来た。世界に「丹後縮緬」を知ってもらうだけでなく、幅広い研究ネットワークが構築へと繋がった。
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