研究課題/領域番号 |
18K13046
|
研究種目 |
若手研究
|
配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分09010:教育学関連
|
研究機関 | 札幌医科大学 (2022-2023) 東北大学 (2018-2021) |
研究代表者 |
南 紅玉 札幌医科大学, 医療人育成センター, 講師 (60811271)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
|
配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2021年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
|
キーワード | 国際国際結婚 / 社会参加 / 結婚移住女性 / 農村 / 成人学習 / ジェンダー / 国際結婚 / 社会教育 / 中国 / 韓国 / ノンフォーマル教育 / 中国・韓国 / 移住女性 / 定住プロセス / インフォーマルな学習 / 異文化適応 / 中年期以降の移住 / ノンフオーマル教育 / エンパワメント |
研究成果の概要 |
本研究は、1990年代後半から国際結婚を通して日本の東北の農村に移住した外国人女性を対象に、彼女たちの日本社会への適応や定着の経過を追跡調査することで、その過程における諸相や課題について明らかにすることを目的としている。研究方法は、定期的なフィールド調査や研究協力者へのインタビュー調査で得られたデータを分析する質的研究法を用いている。研究期間中に新型コロナ感染症影響や研究代表者の異動等の関係で研究が中断され、期間中に研究成果を上げることはできなかったが、コロナが5類になってから、山形県と宮城県のフィールド調査が再開でき、コロナ禍の中での国際結婚移住女性の状況など新たな情報を得ることができた。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、1990年度後半から国際結婚を通して日本の農村に定着した中国と韓国の外国人女性に注目し、彼女たちの定着過程を追跡研究した。国際結婚という形で地域性の強い農村に定着するにはどのような条件が必要なのかを分析することで、支援のあり方について考察した。それを踏まえ、国際結婚だけではなく、異なる文化を持つ者が新しいコミュニティーに参入するために必要な条件や課題、またその支援策について考えるための材料を提供するということで社会的意義があると考える。また、1990年に増加「農村の国際結婚」の現在についての情報が得られたことは今後研究を進めていくうえで貴重な材料となる。
|