• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

初年次アカデミック・ライティングプログラムにおける効果的な評価システムの構築

研究課題

研究課題/領域番号 18K13070
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分09010:教育学関連
研究機関武蔵野大学

研究代表者

藤浦 五月  武蔵野大学, グローバル学部, 准教授 (30803663)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
キーワードレポート・ライティング / 評価 / ルーブリック / アカデミック・ライティング / 初年次教育 / 教材開発 / カリキュラム開発 / レポート / 共修 / ライティング / 接続表現
研究成果の概要

本研究の目的は、アカデミック・ライティングプログラムにおいて、調査に基づいた評価表(ルーブリック)を作成し、ルーブリックの真の有効性を検証することである。本研究により、複数教員が関わる大型プログラムで使用可能なルーブリックと、評価ツール開発のためのガイド提供が可能となる。目的遂行のため、次の3点に分けて研究を行った。①評価ツール開発の基礎として、教員間の評価の差異について明らかにした。②差異調査の結果と評価記述に関する調査に基づき、評価結果の差異がより少なく、学生・教員にわかりやすい評価ツールを開発した。③完成した評価ツールを利用して、学生の評価傾向調査を行った。

研究成果の学術的意義や社会的意義

約9割の大学が初年次教育にアカデミック・ライティングプログラムを取り入れており、レポート・ライティングに関わるスキルを専門を学ぶ上での基礎的なスキルとして位置付けていることが窺える。一方で、学科を越えて指標となるレポートライティングのための評価手法・ツール・評価ツール開発ガイドは提示されていない。本研究は、学科を越えて約2,000名が受講するプログラムにおける評価ツール(ルーブリック)を開発する研究プログラムであり、本研究で得られた知見は、他の実践現場で評価ツールを開発するための基礎的な資料として今後活用されることが期待できる。

報告書

(6件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (11件)

すべて 2023 2021 2020 2019 2018

すべて 雑誌論文 (5件) (うちオープンアクセス 5件) 学会発表 (5件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] レポート評価活動における教師の指示が学生のコメント記述に与える影響2023

    • 著者名/発表者名
      藤浦五月, 宇野聖子
    • 雑誌名

      日本教育工学会研究会報告集

      巻: 2023(1)

    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
    • オープンアクセス
  • [雑誌論文] 評価項目の記述が他者評価活動に与える影響 : 評価表とアドバイスコメントの関連性2023

    • 著者名/発表者名
      藤浦五月, 宇野聖子
    • 雑誌名

      Global studies

      巻: 7 ページ: 97-120

    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
    • オープンアクセス
  • [雑誌論文] 初年次レポート・ライティングプログラムにおけるルーブリックの改善2020

    • 著者名/発表者名
      藤浦五月
    • 雑誌名

      Global Studies

      巻: 5 ページ: 125-146

    • NAID

      40022505487

    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書
    • オープンアクセス
  • [雑誌論文] 【調査報告】学生の文章特性と意識調査から自律学習を促す効果的な指導について考える : 初年次レポート・ライティング指導における実践をもとに2019

    • 著者名/発表者名
      藤浦五月・宇野聖子・村澤慶昭
    • 雑誌名

      武蔵野大学しあわせ研究所紀要

      巻: 2 ページ: 29-51

    • NAID

      120006716255

    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
    • オープンアクセス
  • [雑誌論文] 学生の文章特性と意識調査から自律学習を促す効 果的な指導について考えるー初年次レポート・ライティング指導における実践をもとに2019

    • 著者名/発表者名
      藤浦五月、宇野聖子、村澤慶昭
    • 雑誌名

      武蔵野大学しあわせ研究所紀要(Annals for Creating Peace and Happiness, Musashino University)

      巻: 2 ページ: 29-51

    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
    • オープンアクセス
  • [学会発表] レポート評価活動における教師の指示が学生のコメント記述に与える影響2023

    • 著者名/発表者名
      藤浦五月, 宇野聖子
    • 学会等名
      日本教育工学会研究会
    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
  • [学会発表] 学生のテキスト理解を把握するための要約分析―アウトプットにつなげる読解力養成の教材開発を目指して―2021

    • 著者名/発表者名
      藤浦 五月, 宇野 聖子, 小熊 貞子, 桑野 幸子, 佐々木 馨
    • 学会等名
      日本語教育方法研究会
    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書
  • [学会発表] 「話し合ってよかった!」を育むためのディスカッション教材開発:―アイデア積み上げ過程を評価するには2019

    • 著者名/発表者名
      藤浦五月・宇野聖子・桑野幸子
    • 学会等名
      JLEM
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
  • [学会発表] 全学初年次レポート・ライティング教育実践を 通して明らかとなった学生が抱える困難と今後の可能性-「日本語リテラシー」を介した 学科間連携教育プログラムの開発に向けて2018

    • 著者名/発表者名
      藤浦五月、宇野聖子、村澤慶昭
    • 学会等名
      Happiness Meeting
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
  • [学会発表] 自律学習を促すレポート・ライティング指導と 教育の質保証について:学生の文章特性から教員の指導と自律学習支援システムとの連携を考える2018

    • 著者名/発表者名
      藤浦五月、宇野聖子、村澤慶昭
    • 学会等名
      初年次教育学会
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
  • [図書] レポート指導のトリセツ2023

    • 著者名/発表者名
      藤浦 五月
    • 総ページ数
      140
    • 出版者
      ナカニシヤ出版
    • ISBN
      4779517222
    • 関連する報告書
      2022 実績報告書

URL: 

公開日: 2018-04-23   更新日: 2024-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi