研究課題/領域番号 |
18K13080
|
研究種目 |
若手研究
|
配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分09010:教育学関連
|
研究機関 | 日本赤十字秋田看護大学 (2022-2023) 群馬医療福祉大学 (2018-2021) |
研究代表者 |
丸井 淑美 日本赤十字秋田看護大学, 看護学部看護学科, 教授 (00814998)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
|
配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
|
キーワード | 性の多様性 / 教育課程 / 授業 / 日豪比較 / 性の多様性 教育課程 授業 日豪比較 / 性教育 / 教員養成教育 |
研究成果の概要 |
第一の成果として、日豪の教員の性教育に対する意識と実態の違いが明らかになった。特に、オーストラリアの教員を取り巻く学外の支援環境と教員養成教育は、日本の教員が直面する課題とその解決策について新たな視点を提供していることがわかった。第二の成果として、社会的支援との連携の重要性が明らかになった。オーストラリアの事例から、学校と地域社会との連携ならびに協働は、学校における性教育の質を高めるとともに、若者の健全な成長を支える社会的基盤を築くことがわかった。 これらの成果は、包括的性教育の推進に向けた具体的な手法とその効果を示しており、日本の性教育の質的向上に寄与することが期待される。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
教員の専門性向上の観点から、性教育を担当する教員の専門知識やスキルの向上を図るための養成教育や研修の重要性を明らかにすることにより、教員が自信を持って包括的性教育を実施できるようになることが期待できる。次に、性教育の質の向上の観点から、日本とオーストラリアの性教育の現状と課題を分析することで、日本における性教育カリキュラムや指導法の改善に役立つ知見を提供し、長期的な視点での性教育の質的向上を図ることができる。最後に、社会的協働の強化の観点から、学校と地域社会、関連機関との協働の重要性を示すことで、包括的性教育の実践を支援する社会的環境の整備に貢献できる可能性を示唆することができる。
|