研究課題/領域番号 |
18K13083
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分09010:教育学関連
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研究機関 | 鳥取大学 (2021-2022) 公益財団法人世界人権問題研究センター (2018-2020) |
研究代表者 |
呉 永鎬 鳥取大学, 地域学部, 准教授 (00781163)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2021年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 外国人学校 / 朝鮮学校 / 各種学校 / 公的保障 / 文科省 / 外務省 / 地方自治体 / 公平性 / 戦後日本 / 公共性 / 教育 / 教育の公共性 / 各種学校認可 / 公立朝鮮学校 / 日本の外国人学校 / 外国人学校政策 / 教育と外交 |
研究成果の概要 |
外国人学校に関する文部省(文科省)、外務省等の行政文書を収集・整理し、外国人学校の法的地位や公費補助の問題を歴史的に検討するための基盤を築いた。また、尼崎市立小学校の分校として開設・運営されていた朝鮮学校の歴史や、学校保健安全法が適用されない中、自助努力で実施されてきた学校保健活動の歴史等を明らかにすることによって、外国人学校の営みを公的に支援する意義について明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
外国人学校の認可において、本来ならば認可要件には含まれない国際政治上の事情が、認可の可否に影響を与えていた場合があることが明らかとなった。政治的事情を背景に、そこに就学する・させる者が、様々な教育的・経済的不利益を被るのであれば、公平性・平等性が担保されていないということになる。国連の人種差別撤廃委員会や、子どもの権利委員会の勧告を待つまでもなく、どのような背景を持つ子どもであろうと、教育への権利が平等に保障される仕組みや制度を築いていかなければならない。
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