研究課題/領域番号 |
18K13104
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分09030:子ども学および保育学関連
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
金沢 星慶 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 特任助教 (60744993)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 発達 / 乳児 / 新生児 / シミュレーション / ダイナミクス / 運動 / 感覚 / 感覚運動ダイナミクス / 筋骨格 / 身体性 / 感覚運動 / 運動発達 |
研究成果の概要 |
本研究では、運動感覚計測技術の開発・解析手法の提案・発達個人差の理解を通した発達理論の検証を目標に、①新生児・乳児の詳細な関節運動計測、②個人差を反映する身体モデル作成、③乳児運動における運動出力/感覚入力の推定、④脳モデルを利用した運動感覚統合シミュレーションによる皮質上情報構造の変化の検証、⑤ニューラルネットワークを併用した感覚運動予測ベースの発達モデル提案を遂行した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ヒトの発達過程には環境や遺伝、その他さまざまな要因が影響することが分かってきている一方で、個人差が発達過程にどのように影響するか、あるいはその過程でどのように個人差が形成されていくのかは明らかにされていない。本研究では身体形状やサイズ、体重などの個人的特徴が新生児から乳児期の早い段階で感覚運動統合過程にどのように影響しうるのかを計測実験およびシミュレーションを併用することで検証可能とした。検証の結果、脳構造だけでなく身体パラメータが骨格筋間の感覚運動入出力や大脳皮質上の情報構造に影響することが分かった。
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