研究課題/領域番号 |
18K13115
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分09030:子ども学および保育学関連
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研究機関 | 鹿児島女子短期大学 (2020-2021) 精華女子短期大学 (2018-2019) |
研究代表者 |
佐藤 慶治 鹿児島女子短期大学, 児童教育学科, 講師 (10811565)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | みんなのうた / 学校音楽教育 / 日本放送協会 / 戦後民主主義 / 後藤田純生 / うたごえ運動 / NHK / 国民文化 / 音楽教育 / 音楽教育史 / 児童文化 / 教育番組 / 小学校音楽科 / 日本放送協会(NHK) / 小学校音楽教育 / 童謡 |
研究成果の概要 |
NHKの教育音楽番組「みんなのうた」(1961~)については、放送楽曲の知名度に反して先行研究が大変少なく、特に番組開始初期である1960年代および1970年代における番組の形成と受容については、その背景や実際が明らかになっていなかった。本科研費研究においては、主に番組開始初期である1960年代から1970年代に焦点を当てる形で、複数の論文執筆および学会発表、またアウトリーチとしてのシンポジウム開催等を行い、研究成果を公開してきた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究においては、主に「みんなのうた」開始初期である1960年代から1970年代における同番組の動向を分析することによって、同番組と「うたごえ運動」との関連性や、更には同番組の持っていた「国民文化」的側面を明らかにし、日本音楽教育史における同番組の位置づけを定めることができた。現代日本の児童音楽文化および音楽教育文化は多様化・複雑化が進んだ状況にあるが、その大きな源流の一端を解明することができたと言える。
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