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嗅覚コミュニケーションに起因した父子間社会的絆形成モデルの包括的解明

研究課題

研究課題/領域番号 18K13116
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分09030:子ども学および保育学関連
研究機関長崎大学

研究代表者

樽見 航  長崎大学, 医歯薬学総合研究科(医学系), 助教 (40714895)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
キーワード嗅覚 / 父子 / 匂い / 父性 / 母性 / 相互作用 / 社会的絆 / コミュケーション
研究成果の概要

本研究では,父親の匂いの効果が,乳幼児の眼窩前頭皮質における脳活動を活性化するか検討したが,そのような活動を捉えることはできなかった。しかし,実験プロトコルなどの適切な実験デザインの構築は完了した。その成果として、すでに論文発表などにより成果の公表も一部終了している。現在も実験を遂行中であり、本研究課題のすべてを論文化するには至っていないものの、今後も最終的な成果として数本の論文発表の追加が見込まれる状態にある。
さらに、本研究課題の延長として行われるべき研究についてもそれらを進めるに値する結果を得ており、今後の発展性も期待できる状況である。

研究成果の学術的意義や社会的意義

この研究の意義は、近年増加傾向にある「出産後の母親の里帰り=父と子の離別」が子の発達にどのような影響を与えるのか間接的な根拠を与えることである。また、子の匂いが、父性発現の脳内神経基盤の構築に関わるならば、男性→父親の脳に変化するためには、子の匂いが重要だと考えられる。これらのことを踏まえると、本研究成果は、健全な家族を形成するために必要な因子を明らかにすることにつながる。

報告書

(4件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2020

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件、 オープンアクセス 2件)

  • [雑誌論文] Olfactory Exposure to β-Caryophyllene Increases Testosterone Levels in Women's Saliva2020

    • 著者名/発表者名
      Tarumi Wataru、Shinohara Kazuyuki
    • 雑誌名

      Sexual Medicine

      巻: 8 号: 3 ページ: 525-531

    • DOI

      10.1016/j.esxm.2020.06.001

    • NAID

      120006988536

    • 関連する報告書
      2020 実績報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [雑誌論文] Women's Body Odour During the Ovulatory Phase Modulates Testosterone and Cortisol Levels in Men2020

    • 著者名/発表者名
      Wataru Tarumi , Kazuyuki Shinohara
    • 雑誌名

      Plos One

      巻: 15 号: 3 ページ: 0230838-0230838

    • DOI

      10.1371/journal.pone.0230838

    • NAID

      120006988259

    • 関連する報告書
      2020 実績報告書 2019 実施状況報告書
    • 査読あり / オープンアクセス

URL: 

公開日: 2018-04-23   更新日: 2022-01-27  

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