研究課題/領域番号 |
18K13131
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分09030:子ども学および保育学関連
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研究機関 | 東海学園大学 |
研究代表者 |
水落 洋志 東海学園大学, 教育学部, 准教授 (80634013)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2020年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2019年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2018年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
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キーワード | 熟達 / 気づき / 子ども理解 / 眼球運動 / VR / 認知学習 / 保育者の気づき / VR / 体験学習 / 保育者の熟達 / 知覚-情報処理システム / 保育者 / 知覚‐情報処理 |
研究成果の概要 |
初年度は保育経験年数別に保育場面観察時における気づきの差異があるかを視線行動パターンから検討した。その結果,保育熟達者は,保育未熟練者と比較して,短時間で視点を切り替える視線行動パターンを示した。また,保育熟練者は,情報を正確に抽出していたことが示唆された。次に,初年度の結果を踏まえ,保育者の気づきに関する認知学習プログラムを考案した。プログラムを構築するにあたり,現実場面に近い形での学びを構築するため,VRを用いて学習プログラムを考案した。その結果,保育者養成校に在籍する学生であっても,現任保育者であっても自己と他者の視点を理解することで,より,視野の広い子ども理解をすることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
未来を担う子どもたちのために,質の高い保育を展開するためにも,保育者の気づきを向上させることが重要と思われる。この目的を達成するために,保育者の保育場面観察時における視線行動を測定した。その結果,保育熟達者は,保育未熟練者とは異なる見方や気づきをしていた。そこで,保育熟達者や保育未熟練者の互いの気づきを理解できるVR型の認知学習研修プログラムを考案した。その結果,自己と他者の視点を理解することで,より深い気づきや視野に広がりをもたらすことが示唆された。
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