研究課題/領域番号 |
18K13136
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分09030:子ども学および保育学関連
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研究機関 | 帝京平成大学 (2020) 金沢学院短期大学 (2018-2019) |
研究代表者 |
村山 大樹 帝京平成大学, 現代ライフ学部, 講師 (90721671)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2018年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | プログラミング教育 / プログラミング的思考 / 幼児教育 / 保育 / ICT活用 / 教育方法 / 遊び / あそび / 学び / プログラミング |
研究成果の概要 |
本研究では、これからの時代を生きる子どもたちとデジタルとの出会いのあり方の1つとして、「幼児期に適したプログラミング体験活動プログラム」の開発を行なった。具体的には、①幼児向けプログラミング教材に関する調査、②活動プログラムの開発、③保育現場での実践検証を行なった。 本研究の結果、幼児期に適したプログラミング体験活動の要件として、①幼児の思いを表現するツールとしてのプログラミング、②アンプラグド型の活動に潜む「プログラミング的思考」の発見、③プログラミング的思考の基礎への留意、の3点が明らかになった。研究の成果として、全30種の活動プログラムとしてまとめ、提案した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
研究の本質的な意義は、これからの時代を生きる子どもたちとデジタルとのより良い出会いのあり方を追究することである。本研究では、その1つとしてプログラミング教育に焦点を当て、それを幼児期に適した形にするための留意点等を明らかにし、具体的な活動プログラムの開発を行なった。これらは、今後保育現場への普及や子育て支援の活動に役立つものと捉えている。また、実践を行う中で、従来保育で行なってきた活動(アンプラグド=デジタルを使わない活動)に潜むプログラミング的思考の基礎の発見が、保育の質的な向上や保育者のやりがいにもつながることが示唆された点も本研究における副次的な成果である。
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