研究課題/領域番号 |
18K13140
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分09030:子ども学および保育学関連
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研究機関 | 島根大学 (2019-2022) 就実短期大学 (2018) |
研究代表者 |
伊藤 優 島根大学, 学術研究院教育学系, 講師 (80781054)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2021年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 危険予知トレーニング(KYT)教材 / ヒヤリハット / 危機予測・回避能力育成 / 保育者養成校 / 保育場面 / KYT教材 |
研究成果の概要 |
危険認知(ハザードとリスク)、安全教育、危険予測・回避、KYTなどに関する国内外の文献、資料を収集し、ヒヤリハットに関する課題や今後の対策について検討した。全国の幼稚園教員、保育士を対象とし質問紙調査を実施し、幼稚園や保育所におけるヒヤリハット状況を明示したとともに、保育者養成校の学生を対象に、危険度認知やリスクマネジメントに関する意識について明らかにした。また、ICTを活用した保育現場において必要な危険予測・回避能力育成のための危険予知トレーニング(KYT)教材を開発・実践し、その有効性を検証した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
保育者養成における危険予測・回避能力を育成するためのKYT教材が開発されれば、実習学生は保育施設によって異なる環境においても、予期せぬ危険を察知するコツを身につけることが可能となる。それによって、保育経験のない学生が保育実習に関わることから生じる危険な状況を回避し、乳幼児にも安全な活動を提供できる。また、本研究で保育者養成校の学生を対象に開発したKYT教材は、新任保育者対象の研修会、リカレント教育においても有効に活用できる。現職保育者の視点から実習中の学生のヒヤリハット状況を把握することで、具体的でわかりやすい危険防止のためのガイドラインやKYT教材を作成できたと考えられる。
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