研究課題/領域番号 |
18K13145
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分09040:教科教育学および初等中等教育学関連
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
箕輪 佳奈恵 筑波大学, 芸術系, 特任助教 (60784915)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 美術教育 / イスラム / 多文化 / フィールドワーク / 国際比較 / 中東 / 南アジア / イギリス / 欧州 / 教育人類学 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、多地域でのフィールドワークを通して収集した「美術教育を通したイスラムの実践」事例を、イスラムの教義と対応させて構造化することによってイスラム文化に即した美術教育の基礎理論を生成するとともに、それらを横断的に比較して、イスラムと美術教育との関係性をめぐる地域性を明らかにすることである。(1)「美術教育を通したイスラムの実践」事例の収集と分析、 (2)イスラム文化に即した美術教育の理論化、(3)イスラムと美術教育との関係性の地域間比較、以上の3つの段階を踏んで、上記研究目的の達成を目指した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の成果は、ムスリムの子どもたちに適した美術教育を構想するための、具体的な手立てとなることが期待できる。それはイスラムや美術教育といった限られた論点にとどまることなく、多様な文化を尊重・応用した教育モデルとして、多文化教育や教育開発・支援など幅広い研究・実践領域へと派生する可能性を有するという点において、学術的・社会的意義があると考える。
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