研究課題/領域番号 |
18K13150
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分09040:教科教育学および初等中等教育学関連
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
春原 光宏 東京大学, 保健・健康推進本部, 講師 (00637697)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2021年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
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キーワード | メディカルリテラシー / 大学生 / 青年期 / 保健 / 高等教育 / ヘルスリテラシー / 偶発的学習 / アンケート調査 / 尺度開発 / 保健体育 |
研究成果の概要 |
高校の「保健」の指導要綱・教科書をもとに、大学生の健康に携わる医師・保健師からのエキスパートオピニオンを加えて、青年期の基本的医療関連知識評価尺度のパイロット版を作成した。584人から回答を得、因子分析の結果、「喫煙と咳」、「多様性の理解」、「日常生活の安全」、「疾病の知識」、「規則の理解」の5カテゴリーに分類された。疾病の知識」と総得点は、医学部・薬学部学生が他学部学生よりも有意に高得点であり、既知集団妥当性が示された。また、我々の定義した基本的医療関連知識評価尺度は、教科として学ばれる意図的学習だけでなく、日常生活やメディアから学ぶ偶発的学習の寄与が大きいことが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
大学生への基本的医療関連知識についてのアンケート調査を通じて、大学生がどのような項目についての知識が不足しがちであるかが明らかになった。喫煙やアルコールについては正しい知識を持っている学生が多かったものの、ワクチンのように誤解されやすい情報が多数ある分野や、自殺・避妊のように高校生の日常生活で話題にのぼりにくい分野の正答率は低かった。高校の保健教育や、大学生への健康教育の際に、このような分野にフォーカスして意図的学習を行うことが基本的医療関連知識の底上げに有効である可能性が示唆された。
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