研究課題/領域番号 |
18K13160
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分09040:教科教育学および初等中等教育学関連
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
池田 吏志 広島大学, 人間社会科学研究科(教), 准教授 (80610922)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2021年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 美術教育 / インクルーシブ教育 / 共生社会 / 大学・地方自治体・美術館・NPOの連携 / 交流及び共同学習 / 障害 / 特別支援学校 / アート / インクルーシブ / 美術館 / コミュニティ / 連携 / 障害学 / 特別支援教育 / 交流 / 美術科教育 / 学びの連続性 / 生涯学習 |
研究成果の概要 |
本研究では、次の3点に取り組んだ。1点目は、校種の異なる複数の特別支援学校及びアートサークルで美術の同一題材を実施し、多様な実態の人たちの美術を通した学びの特性および指導仮説を構造的に示した。2点目は、インクルーシブな集団で心理的に親密な関係を形成できるアートを用いた交流プログラムを開発・実施し、アートを媒介とした交流が、感性的・感情的・直感的なやりとりを可能にすることを明らかにした。3点目は、広島県、広島県立美術館、広島県アートサポートセンターとの協働で、障害のある人たちを対象にした、アートの実施実態調査およびセミナー・ワークショップを企画・開発・実施した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的・社会的意義は次の3点である。1点目は、障害種ではなく身体的特性やコミュニケーション特性を基軸とした実態把握の指標と、実態に応じた美術科教育の指導理論を実証的に提示したこと。2点目は、障害の有無を問わず参加者に学びを喚起する美術科教育の交流及び共同学習プログラムを開発し、その効果を提示したこと。3点目は、特別支援学校卒業後の表現および鑑賞活動の実態とニーズを明らかにし、大学、地方自治体、美術館、NPOの連携により生涯学習に接続するアートプログラムを開発・実施・検証したことである。
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