研究課題/領域番号 |
18K13176
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分09040:教科教育学および初等中等教育学関連
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研究機関 | 鎌倉女子大学 |
研究代表者 |
藤澤 文 鎌倉女子大学, 児童学部, 准教授 (40633623)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 「考え,議論する」道徳授業 / 中学生 / 国際比較 / 縦断的研究 / フィンランド / 特別支援学級 / 教材開発 / モラルジレンマ討論 / 考え,議論する道徳 / 道徳授業分析 / 道徳性の発達 / 行動基準 / 討論する力 / 教師向け教材開発 / 小学生 / 道徳性 / 行動基準尺度 / 多次元共感性 / 縦断的発達 / モラルジレンマ / 道徳心理学 / 発達 / 道徳授業開発 / 発達心理学 / 教育心理学 / 道徳教育 |
研究成果の概要 |
モラルジレンマ討論を「考え,議論する」道徳授業の教授法の1つとして提案し,中学生を対象として縦断研究を行った。 その結果,以下の3点を成果として挙げる。①「考え,議論」できる道徳授業の実施方法について提案した。②社会性,道徳性,考え,議論する力について縦断研究を行うことにより,小学生から中学生にかけての発達を明らかにすることができた。今後はこれらの知見を活かして,「考え,議論する」道徳授業や道徳教育の改善に努める。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
2018年から実施されている「考え,議論する」道徳授業を実施できるように,「考え,議論する」ことのできる教授法のひとつとして,モラルジレンマ討論を取り上げた。同時に,他国の道徳授業との比較も実施した。また,「考え,議論する」ことのできる道徳授業を受けている生徒を対象として,道徳性および考え,議論する力について縦断的研究を行った。これらにより,「考え,議論する」道徳授業を実施する際に工夫をする点,3年間にわたる生徒の発達を明らかにすることができた。これらの知見は,すでに一部は取り組まれているが,今後の教材やテキストの開発,研修や教員養成科目の改善に生かしていくことで,社会還元を目指す。
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