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中国における歴史的事例の学習を基盤とした道徳教育実践に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 18K13180
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分09040:教科教育学および初等中等教育学関連
研究機関中京大学

研究代表者

原口 友輝  中京大学, 教養教育研究院, 教授 (70630995)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2024-03-31
研究課題ステータス 完了 (2023年度)
配分額 *注記
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2021年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
キーワード道徳教育 / 中国 / 歴史的事例 / 教授方法 / 授業実践 / 歴史と私たち自身に向き合う / カリキュラム / 考え,議論する道徳 / 歴史教育 / 困難な歴史 / 考える道徳 / 社会科教育 / Facing History / 歴史的知識 / ワークショップ / 社会的事実 / 歴史的事実 / 歴史 / 中華人民共和国 / アメリカ合衆国
研究成果の概要

本研究では,道徳教育を中心に専門職能開発や教材の提供等の教師支援を行う非営利団体として評価の高い「歴史と私たち自身に向き合う(Facing History and Ourselves: FHAO)」が,中国でどのような専門職能開発を行ってきたか,またそれがどのような教育実践につながっているかを明らかにした。具体的には,米国での近年の展開と比較しながら,香港での二つのワークショップと南京外国語学校での英語選択コースにおける授業実践を中心に検討した。それにより,「考え,議論する道徳」を展開していく際の教授方法とそのための教師支援の在り方を明らかにした。

研究成果の学術的意義や社会的意義

「歴史と私たち自身に向き合う(Facing History and Ourselves: FHAO)」に関しては多くの先行研究があるが,我が国と地理的・文化的に近く(立場は異なるが)共通の歴史をもつ中国での展開に関してはまだ研究がされていなかった。本研究では歴史的な知識を基にした道徳教育の観点から,FHAOの米国での展開と中国での展開が我が国に対してもつ意義を明らかにすることで,「考え,議論する道徳」を展開していく際の教授方法とそのための教師支援の在り方について具体的に論じることができた。

報告書

(7件)
  • 2023 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (6件)

すべて 2024 2022 2021 2019

すべて 雑誌論文 (4件) (うちオープンアクセス 1件、 査読あり 1件) 学会発表 (2件)

  • [雑誌論文] 「困難な歴史」を取り上げる道徳教育実践――中国南京外国語学校英語選択コースの場合――2024

    • 著者名/発表者名
      原口友輝
    • 雑誌名

      筑波大学道徳教育研究

      巻: 25 ページ: 1-10

    • 関連する報告書
      2023 実績報告書
  • [雑誌論文] 南京訪問記録――日中の相互理解を願って――2024

    • 著者名/発表者名
      原口友輝
    • 雑誌名

      筑波大学道徳教育研究

      巻: 25 ページ: 52-59

    • 関連する報告書
      2023 実績報告書
  • [雑誌論文] 中国における「歴史と私たち自身に向き合う」による教師への専門職能開発とそれに基づいた教育実践 ―歴史的事例学習を通した道徳教育を目指して―2022

    • 著者名/発表者名
      原口友輝
    • 雑誌名

      教養教育研究院論叢

      巻: 2巻2号 ページ: 11-35

    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書
    • オープンアクセス
  • [雑誌論文] 授業において「困難な歴史」を取り扱うための教師支援に関する一考察―米国における「日本人強制収容」に関するワークショップの検討―2021

    • 著者名/発表者名
      原口友輝
    • 雑誌名

      倫理道徳教育研究

      巻: 4 ページ: 15-28

    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書
    • 査読あり
  • [学会発表] 歴史的事例の学習を基にした「考える道徳」の実現に関する考察―「歴史と私たち自身に向き合う(Facing History and Ourselves)」によるワークショップの検討を通して―2019

    • 著者名/発表者名
      原口友輝
    • 学会等名
      日本協同教育学会
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
  • [学会発表] 香港における「歴史と私たち自身に向き合う」による二つのワークショップの検討―「社会的事実」を教える道徳教育実践を目指してー2019

    • 著者名/発表者名
      原口友輝
    • 学会等名
      日本倫理道徳教育学会
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2025-01-30  

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